函館梶原昆布店の商品紹介

 
海の栄養分を充分に吸収して育ったがごめ昆布は、次世代のヘルシーフード。
 
話題の「がごめ昆布」ってなに?
     
 
がごめ昆布は、昆布の中でも[コンブ科トロロコンブ属]に分類されます。他の昆布の表面がツルツルなのに対して、がごめ昆布は葉の表面が籠紋状の凹凸紋様になっています。この籠の目のような紋様から「がごめ昆布」の名前が付いたと言われています。かつてはボコボコしている表面の見栄えの悪さやだしを取るのに向いていないことなどから、雑草扱いされ捨てられていましたが、近年ではとても注目されています。
 

がごめ昆布は他の昆布より強いぬめりを生かすため、主におぼろ昆布やとろろ昆布に等に使われています。生息場所は北海道の函館近海で、世界でもこのあたりにしか生息していません。食感は、他の昆布とは一味違うまろやかな味と強いぬめりが特徴的です。これはがごめに含まれるフコイダン、アルギン酸やラミナランという水溶性粘性多糖類によるものです。また、他の昆布よりも多量に含まれている良質なフコイダンが体にもたらす効果は近年注目が高まっています。
POWER
約10年前、各研究機関の研究分析でがごめ昆布には様々な優れた成分を含まれていることが分かり、一躍脚光を浴びることになりました。そのがごめ昆布にはどのようなパワーがあるのでしょう。
 
がごめ昆布はフコイダンが他の海藻の2~3倍!
他の昆布よりも強いぬめりをもつがごめ昆布は、昆布のぬめり成分の「フコイダン」が他の海藻類の2~3倍。様々な効果が期待されている話題の成分です。
 
がごめ昆布はぬめりが強い=アルギン酸・ラミナランが豊富
がごめ昆布の特徴でもある「ぬめり」(粘性多糖類)には上記のフコイダンのほか、アルギン酸・ラミナランが豊富に含まれています。
 
がごめ昆布はミネラルが豊富
がごめ昆布にはカルシウム、ヨウ素のほか、カリウム、ナトリウム、などのミネラルを多く含んでいます。昆布由来のミネラルは消化吸収率がよいとされており、効率よくミネラルを摂取することができます。
 
 
  真昆布
だし汁の清澄さ、味わいの上品さから最高級の昆布といわれています。肉厚なので炊いてもおいしく塩昆布や佃煮などの加工用としても用いられます。恵山岬を境界とし、南茅部(みなみかやべ)から砂原(さわら)に至る沿岸は白口浜、恵山岬から汐首(しおくび)に至る沿岸は黒口浜と呼ばれ、汐首から函館に至る地域を本場折浜と呼びます。白口浜、黒口浜、本場折浜は「道南三銘柄」と呼ばれ関西(特に大阪)で好まれています。なかでも白口浜産の昆布は、かつて宮中や将軍家に献上されていたこともある由緒ある昆布です。

日高昆布
だし昆布としても多く用いられますが、やわらかく煮えるので昆布巻きや佃煮などの惣菜用にも適しています。

羅臼昆布
味が濃く、香りがとても良く名品の誉高い品。高級進物用だし昆布としても用いられます。柔らかく口当たりが良いので源藻のまま細切りにして食べても美味です。

利尻昆布
清澄で香り高いだしが特徴。特に京都で評価が高く、京料理には欠かせないとまで言われる高級だし昆布です。
     




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